医療・介護施設の心の安定を目的とした ボランティアについて、Npo法人日本愛犬家協会の 山本卓ドッグトレーナーが、 “REBIRTH” 病院再生情報誌に投稿しました。
生きている者全てに心があり、それは決して人間と同じではないにしろ、犬にも感情が備わっています。 体に不安を感じたり、何か不自由な暮らしを余儀なくされた場合、人であっても犬であっても、同じように心は後ろ向きになります。 心と体は繋がっています。まだまだ日本には少ないですが、先進国の医療・介護施設では患者様や入居者様の心の安定を目的とした ボランティアが盛んです。例えば話を聞くだけのボランティア、爪を切りながら談笑するボランティア、神父様が訪問されてのお話、 犬達と触れあうセラピーなど、心と体の繋がりを大切にしています。犬達も人と同じように、人との繋がりを大切にしなければ 心はどんどん弱っていきます。特別ではなく、何気ない日常のひとコマになるようなボランティアが増えればと願っています。
Ｎｐｏ法人日本愛犬家協会 専属トレーナー 山本 卓 （ＰＳＤドッグサポートセンター）